開店4周年を迎えました
2025 · 12日 1月 2025
今年の1月12日で、開店満4年となりました。 4年…、長いのか短いのか、まだ実感がありません。 年々少しずつではありますが、ご注文数も増えており、嬉しい限りです。 今後とも魔女と山小屋をよろしくお願い申し上げます。
北の魔女通信 Vol.31
北の魔女通信 · 05日 7月 2024
今年の4月は気温が急に上がった反面、5月は気温があまり上がらず、ストーブが欲しい日が続きました。 そのせいか、庭の植物の成長もいつもとは違う様相を呈しています。 それでなくても、森に囲まれている魔女の庭は、植物の成長が街の家の庭とは異なっています。 植物によっても差異はありますが、品種改良が進んでいる園芸種の花木は庭に地植えしても生育が良くなく、最悪の場合他の植物に負けて絶えてしまうこともあります。 昨シーズンまでは元気で綺麗な花を咲かせていたカンパネラ・ロイヤルウェディング、今年は苗の勢いが良くなく生育が不調です。今春の気温の異常が原因か、株が弱って来ているのか、分からずヤキモキしています。

北の魔女通信 Vol.30
北の魔女通信 · 02日 6月 2024
今の山小屋に住み始めてから、熊と遭遇した経験が3回あります。運良く熊の方から逃げてくれたので、事なきで済んでいますが、熊の恐ろしさは頭の片隅に必ず留めておかなくてはいけません。 熊の他にも山小屋の周辺には色々な野生動物がやって来ます。先日は朝早くからキツツキが嘴で小屋の外壁をけたたましく叩いていて、その音で目を覚ましました。この季節は、シジュウカラが巣材用にと飼い犬の抜け毛を咥えて飛び去る光景もよく見られます。 仕草や姿が愛らしい野生動物には、庭の花木や畑の野菜を食い荒らすという一面も持ち合わせています。大切に育てている植物を荒らされるのは非常に腹立たしいのですが、これも自然の中に暮らしている宿命(?)と思い、多少の被害には仕方がないと割り切っています。
北の魔女通信Vol.29
北の魔女通信 · 05日 5月 2024
日本の5月はなんといってもゴールデンウィークが一大イベントと化していますね。 この「ゴールデンウィーク」という言葉、実は映画業界が作ったもの。 その為か、テレビやラジオなどの公的な報道では「大型連休」という言葉を使うようです。 店主の幼少期にはDVDはもちろん、ビデオすら存在していなかった時代。映画は映画館で観るものと決まっていました。そして映画館は、新作を上映する封切館と、古い作品を扱う名画館しかなく、シネマコンプレックスは影も形もありませんでした。 その頃の封切館は今のシネマコンプレックスのような入れ替え制ではなく、一度映画館に入れば、一日中映画館にいることが出来ました(つまり、同じ作品を何度も見ることが可能)。 娯楽の王様の座からは退いた映画ですが、やはり大画面で見るのが一番。 時間とお財布の許す限り、気になった作品を街の映画館で見るのは、今の楽しみの一つです。

北の魔女通信 Vol.28
北の魔女通信 · 07日 4月 2024
新年度が始まり、戸隠もすっかり春の陽気になりました。 今年の3月は何度も大雪に見舞われ、寒さも2月より厳しかったのですが、月が変わった途端に一気に気温が上がりました。そのお陰で残雪もあっという間に溶け去り春の花々の芽が出ています。 雪の多い場所で暮らしていると、春の訪れは「歓喜」と言えるくらいの嬉しさです。冬の間、縮こまっていた心と体が軽くなっているのを感じ、何をするにも直ぐに行動出来る気分になります。 とりあえず、冬の間なおざりにしていた家の中を掃除して、庭仕事も少しずつやっていきたいと思います。
北の魔女通信 Vol.27
北の魔女通信 · 03日 3月 2024
2023年12月の旅の話も今回で最終。 最後のイギリス滞在日はロンドンから足を延ばしてオックスフォードへ。 大学街として有名なオックスフォードはロンドンから列車で1時間半くらいの場所にあります。 今回のオックスフォードでのミッションはただ一つ、「ボドリアン図書館のガイドツアーへの参加」です。 ボドリアン図書館はオックスフォード大学の関係者(学生、教授など)しか閲覧が許されておらず、一般の人が入館するにはガイドツアーに参加するしか方法がありません。 そのガイドツアーでもラドクリフカメラに入館できる一番時間の長いツアーに参加しました。 中世の貴重な写本がずらりと並ぶ棚は本好きにはたまらない空間です。 もしも来世、生まれて来るのなら、オックスフォードに入学出来るくらいの頭脳を持った人間になりたいと本気で思いました。

北の魔女通信 Vol.26
北の魔女通信 · 05日 2月 2024
今回も2023年12月の旅のお話を。 5年ぶりの海外旅行、しかも次はいつ出かけられるか分からない、ということで欲張ってベルギーにも一泊しました。 ロンドンからブリュッセルはユーロスターで約2時間くらいでいくことが出来ます。 今回のベルギーでのミッションは ①ヘント(ゲント)の「神秘の子羊祭壇画」を鑑賞 ②王立美術館でブリューゲルとマグリットを鑑賞 ③グランプラス近くの人形劇場で人形劇を観賞 です。 ミッション以外の観光はすべて省いた為、約24時間という短い滞在であったのにもかかわらず、全てのミッションを完了することが出来ました。 ベルギーでもクリスマスのイルミネーションが輝き、あちこちの広場ではクリスマスマーケットや移動遊園地が…。とれを素通りする辛さといったら…、もっとゆっくり滞在したかったです。
開店3周年
2024年 · 12日 1月 2024
本日2024年1月12日で「魔女と山小屋」は開店・満3年となりました。 年を追うごとに「お陰様」という言葉の意味を実感している次第です。 これからも末長く、よろしくお願い申し上げます。 2024年の初焼きクッキーは干支の龍の形にしてみました。

北の魔女通信 Vol.25
北の魔女通信 · 10日 1月 2024
今回は、早い冬休みで行った海外旅についてお話致します。 今回の行き先はイギリスとベルギー。 イギリスはロンドンとオックフフォード(日帰り)。ベルギーは駆け足で一泊のみの滞在でした。 まず驚いたのは、日本とイギリスのパスポートコントロールの簡易化。パスポートを読み取り機械に差し込むだけで出入国が出来るなんて…、隔世の感。 ロンドンには過去に何回か訪れていますが、クリスマスの時季の訪問は初めて。街の通りもお店のウィンドウも店内も、どこもかしこもクリスマス。有名百貨店はクリスマスの買い物のお客さんでごった返し。地下鉄では綺麗な包装紙の贈り物のボックスや、ラッピングペーパーを持っている人々が目立ちました。 こう書いていると、日本のクリスマスとさほど変わらないように思います。 が、ここはやはりキリスト教が根ざいていく国。街中での救世軍のブラスバンドの演奏、朝の駅の前で地元の人々がクリスマスキャロルを歌いながらのチャリティ活動、日本とは違い色々な面を体感しました。
北の魔女通信 Vol.24
北の魔女通信 · 02日 12月 2023
最新の旅のお話は、来月のブログ記事に載せるとして、今回は過去の海外旅行のお話を。 前回旅した場所はベラルーシ。 何故ベラルーシ?という経緯を話すと長くなってしまうので、ここでは割愛致します。 昨今のロシアの状況で、今ではベラルーシも観光旅行どころではなくなっているかも知れません。 店主が訪れた2018年の秋、ベラルーシでは人々はごく普通の生活をしていました。 ただし英語は全く通じず、加えてミンスク空港や観光施設、百貨店も共産主義の名残を感じました。 食事は何を食べてもとても美味しく、ヨーロッパの一大農業国と言われることも納得。 ロシアとウクライナ、パレスチナとイスラエル、他にも色々な紛争が世界で起きています。 のんびりと海外旅行を楽しめる国に生まれ育った運の良さを喜ぶ反面、罪悪感も抱いてしまう複雑な心境。 世界が誰にとっても住み良い場所になることを祈らずにはいられません。

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